少しの休息 不妊治療
不妊治療を始めてA病院を受診したもののなかなか思い描く検査とかしてもらえず、同じ病院に通院することにためらいを感じてしまいました。
そして、この当時私は何ともポジティブに物事を感がえるようになっていて(なぜかこの不妊治療限定ですが)、もしかしてA病院で検査をしなかったのは、私の身体に機能的な原因はないと先生が判断していたのかもなんて、楽観的に考えてしまったのです。
そして、自分で排卵日を特定すればいいのだってことに辿り着いてしまうのでした。
そして、ここから薬局で自ら購入してきた排卵検査薬を使うことになります。
妊娠しやすい日がLHとかいうホルモンの値でわかるというものです。
採尿部が大きいため、尿がかけやすく、ハネにくい構造なので、2秒でしっかり尿をキャッチします。
スティックだけで簡単に判定できる排卵日予測検査薬です。
排卵後の卵子の生存期間、女性の体内での精子の生存期間を考えると、最も妊娠しやすいタイミングは“排卵の前または直後”です。
もうすぐ排卵ってなると線がでてくるのですが、これが素人にはなかなか難しくて、同じ日に何本も試してしまう。結構高額なんだけど、もともと1周期に何本か試すことになる仕様なのであまり気にせず試してました。
排卵検査薬を使っても妊娠することはなく、トイレで赤いブツを見るたびに撃沈しました。これがだいたい3カ月ぐらい続いていたかと思います。
病院でタイミングとっても妊娠しないのだから、自分でなんてもっと精度がさがるってことで妊娠するわけがないと改めて思うのでした。
ここから再び婦人科を探し始めることになります。
当時、私は正社員でフルタイム勤務をしていたので夕方通えるところがいいなと思っていました。
まだこのころは、今の時代のように不妊治療を言いにくい時代で、結婚すれば赤ちゃんができて当然のような風潮がある時代でした。私が住んでいた場所が田舎だったこともあるかもしれません。
なので、不妊治療してますなんて恥ずかしくて言えず、会社をお休みするときは腹痛でと仮病を使っていました。もちろん、有給制度もありましたが、有給は、お葬式とかにしか利用できないような会社で、理由を言わずに有休を消化するなんてことはもってのほかという会社、時代でした。
なので、A病院の時は、診察時間を合わせるのに、けっこう苦労しました。
そしてあった!夜19時まで診察。ここなら通える!
ここでもまた、病院の質を見極めず走り出してしまったのです。夜19時までが嬉しくて。
とりあえず、最初の受診だけは昼間のうちにということで、初診は昼間にしました。
ここから、2度目の婦人科;B病院への通院が始まります。
次回はいよいよB病院初診です・・・・・